プロペシアが効かない人って存在する！？
プロペシアは高い確率でAGAの進行を食い止める事が出来るのですが、
中にはプロペシアを飲んでも効果を実感できないという方が中にはおられる様です。
僕の場合は抜群に効果があっただけに薄毛の方全員に効果を実感して貰いたいですが
そこはやはり個人差があるようです。
それでは僕が独自に調べて分かった事を報告します。
＜プロペシアが効かないであろう原因＞
・プロペシアは髪が復活すると思い込んでいる方
・プロペシアの効果を実感する前に服用をやめてしまった
・５αリダクターゼ（還元酵素）Ⅰ型が原因で薄毛になった方
・AGA以外の原因で薄毛になっている方
・薄毛の進行がかなり進んでいる方
・個人輸入で偽物を飲んでおられる方
調べてみると実際には効果があるんだけどプロペシアの事を勘違いされている方や、実際本当に効果が期待できない人もいるようなので詳しく解説していきます。
プロペシア（フィナステリド）で髪が生えると勘違いしている！
プロペシアを飲んでも効果が無いと思っておられる方の中には、プロペシア（フィナステリド）を飲むと髪が復活すると思い込んでいる方がいますが、プロペシアはＡＧＡによる抜け毛を防ぐものであって決して髪を生やすモノではありません。
そこを勘違いしてしまうと、
全然毛が生えね―っ！
と焦りと不安に陥ってしまいます。
最初に言っておきたいのは、プロペシアは育毛剤ではありません！
そもそもＡＧＡとは
もともと薄毛に関係無い男性ホルモン（テストロテン）に5αリダクターゼ（還元酵素）が結合して、狂暴なジヒドロテストステロン（DHT）に変貌してしまいます。
その狂暴なジヒドロテストステロン（DHT）がヘアサイクルの成長期を短くし、髪の毛が長く太く成長するまえにバンバン髪の毛を抜いてしまっているのです。
テストロテン + 5αリダクターゼ ＝ジヒドロテストステロン（原因）
つまり、このジヒドロテストステロン（DHT）が原因で抜け毛を発生させている状態をＡＧＡという訳です。
プロペシアの役割
そこでプロペシアは男性ホルモン（テストロテン）と5αリダクターゼ（還元酵素）が結合し、抜け毛を誘発するジヒドロテストステロン（DHT）の発生を抑制するのが目的の治療法になります。
具体的にはジヒドロテストステロンをやっつけるのではなく、元凶となる5αリダクターゼ（還元酵素）の発生を抑制して、そもそもジヒドロテストステロンを生み出さないようにするのがプロペシア（フィナステリド）の役割となります。
テストロテン + 5αリダクターゼ ＝ジヒドロテストステロン発生なし
結果としてプロペシアでは毛は生えない
つまりｍ字部分の抜け毛などを防いでくれるのですが、髪の毛が復活（生える）する訳ではありません。
僕も1年以上服用したのですがｍ字ハゲの進行は止まりましたが現状維持といった感じでした。
ただ、プロペシアを服用してから髪にボリュームができ健康的に髪になったので、それなりの効果は実感できました。
というのもＡＧＡによって髪の毛がしっかり成長せずに抜け落ちていたのが、プロペシアを服用する事で正常なヘアサイクルに戻ったから！ではないかと思ってます。
今まで抜け落ちた分がしっかり成長すれば、それだけボリュームは実感できます。
ただ！プロペシアだけ飲んでいても、毛が生えてない部分には一向に元通りにならないと思って下さい。
元通りにしたいと思われる方は僕の様に「プロペシア + ミノキシジル」を試してみると良いと思います！！
プロペシアの効果を実感する前に服用をやめてしまった
プロペシアの効果を実感するまで平均して6ヵ月という目安があります。
なのでそれ以前にやめてしまうと効果が無いと判断されてしまう方がいるかもしれません。
しかし何でやめてしまうの？と疑問に思う方もおられるかも知れませんが、
- 値段が高すぎる！
- 副作用などで服用が困難になる！
- ちょっとした体調の変化が怖い
などの場合ではないでしょうか！？
通院しながらプロペシアを処方して貰うと月に1万円程度掛りますからね・・・・。
ちなみにボクはそれが理由で早々に海外品のプロペシアに切り替え、今では安さ重視のフィンペシアを服用してます。
初期脱毛にビビってしまう！
プロペシには飲み始めた時に初期脱毛があると言われています。
これは副作用という訳では無く髪のサイクルが一度正常に戻る為の過程だと思ってください。
しかし、プロペシアを飲んでさらに抜け毛が増えたと思ったら確かに怖くてやめてしまう方もいますよね・・・。
ちなみにボクの場合はこの初期脱毛は一切感じまんせんでした。
もし初期脱毛があったら、僕も今飲み続けていたかは分かりませんね。
そしてプロペシアには色んな副作用があると言われているので、そこもしっかり確認しておいてください。
5αリダクターゼ（還元酵素）Ⅰ型が原因で薄毛になった方
プロペシアの服用でAGAの進行が止まるのは5αリダクターゼを抑制してDHTの発生を抑える為だと言いましたが、実は5αリダクターゼにはⅠ型、Ⅱ型とがあり実はプロペシアにはⅡ型を抑制する力しかありません。
そもそもⅠ型とⅡ型って何が違うのでしょうか！？
5αリダクターゼⅠ型の特徴
Ⅰ型の5αリダクターゼは全身の皮脂腺というところに存在しています。
薄毛に関係している頭で言うと、後頭部と前頭部に存在が確認されています。
Ⅱ型よりもAGAへの影響は少ないと言われていますが、後頭部にもAGAの影響が出た場合はⅠ型が原因のAGAである可能性があります。
Ⅰ型5αリダクターゼは皮脂腺に存在すると言ったのですが、1型5αリダクターゼが作用している方の特徴としては肌が脂っぽい人の方が分泌が多いと考えられれています。
5αリダクターゼⅡ型の人の特徴
Ⅱ型5αリダクターゼは毛乳頭という髪を作るところに多く存在しています。
これも後頭部と前頭部に存在が確認されています。
Ⅰ型との大きな違いは皮脂腺と毛乳頭という別の場所に存在するという事です。
Ⅱ型作用している人の特徴としては体毛が濃くなる人だそうです。
元々体毛が濃いと言うのは遺伝が大きく影響しますが、急に体毛が濃くなりｍ字が進行始めてきたとなったらⅡ型が大きく関わっているかもしれません。
というわけで、Ⅰ型が薄毛に大きく関係している方というのはプロペシアが効かない可能性があります。
AGA以外の原因で薄毛になっている方
そもそもAGAを発症されていない方はいくら飲んでも薄毛は解消されません。
- 円形脱毛症
- 脂漏性脱毛症
- 粃糠性脱毛症
などAGA以外にも薄毛の種類は沢山あるんです。
なので薄毛の種類によって対処法は違ってくると思います。
まずは自分がAGAなのかをしっかり把握する事が大切です。
自分がAGAなのか分からないという方は医師に相談する事が適切です。
薄毛の進行がかなり進んでいる方
薄毛がかなり進行していて頭皮も固くなり、毛根も再生不可のような状態でプロペシアを服用しても効果は望めないそうです。
やはり何でも早期発見、早期対策が重要という事になります。
自分がAGAであると思ったらお近くのクリニックや皮膚科を早めに受診された方が良いと思います。
1人で悩んでいたら辛いですし誰かに頭の事を相談出来る環境が在るだけでもすごく楽になりますよ。
ちなみにこれからプロペシの服用を考えておられる方、又プロペシアを服用をやめようと考えておられる方
自宅で簡単にＡＧＡ遺伝子検査が出来る「ＡＧＡドック」って知ってます？
これを使うことで自分がＡＧＡなのか、フィナステリドは効果が期待出来るのかって事が分かるそうです。
もし家でモヤモヤしておられるのなら一度試してみるのも有りかもしれません
それでは以上がプロペシア効かないの調査報告でした！！